大林組第103回定時株主総会に対する書面質問

株主オンブズマン

(定款に談合防止条項を新設することを求める株主提案を行い、それが会社提案として実現する運びになった経緯を受けて、株主オンブズマンとして総会に先立ち以下の書面質問を送付しました。総会では第2号議案、定款一部変更(談合防止条項の新設)の件について株主の立場から発言する予定です)


大林組総務部御中

冠省 株式会社大林組第103回定時株主総会にあたり、あらかじめ書面にて質問いたします。総会当日は可能なかぎり一問一答でお答えくださいますようお願いいたします。

1.当社の株主総会は本年もいわゆる集中日に開催されます。集中日開催の慣行は総会屋対策の警備上の必要から生まれたといわれていますが、今日では警察に大規模な警備を要請する必要はなくなっています。また決算開示のための所要期間が短縮される傾向にあることからみても、集中日開催の理由はなくなっています。にもかかわらず、当社はなぜ株主総会を株主の参加しにくい集中日に開催するのですか。また、来年度以降、集中日開催を改める考えはありませんか。

  2.第3号議案の取締役候補には、現取締役会長の大林剛郎氏の名がありますが、取締役社長の異動の理由が昨年来の一連の談合事件に加えて、本年5月に発覚した大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事に関する談合事件にあるとするなら、現社長の脇村典夫氏と同様に現会長の大林氏も責任を取って取締役を退任するべきであると思われますが、なぜ取締役の地位にとどまるのかを説明してください。

3.総会招集通知13頁には取締役11名の報酬額5億1900万円と退任取締役3名の退職慰労金1億7200万円、および監査役5名の報酬額7100万円と退任監査役1名の退職慰労金900万円が出ています。これは一連の談合事件に対する責任を取るための報酬の減額分や返上分を各自差し引いた金額なのでしょうか。その点を明確に示すためにも取締役および監査役の報酬と退職慰労金を個別に開示してください。

4.当社が昨年行った政治献金の金額、相手先、献金日時、献金理由を株主総会で開示してください。できない場合はその理由を明らかにしてください。

2007年6月23日
株主3名の氏名と住所(省略)
株主オンブズマン代表 森岡 孝二


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