第一生命保険株式会社の株主のみなさんへ


2011年1月14日
NPO法人 株主オンブズマン


一部報道によれば、第一生命(東京都千代田区)の渡邉光一郎社長は、同社専務執行役員だった2009年の総選挙で自民、民主両党などの候補者28人を応援して全国行脚をおこなっていました。公示日から投票日前日までの12日間のうち9日を、選挙応援にあてる異常な熱心さで、17都道府県を行脚し、推定移動距離は1万キロ、政党の党首並みの奔走ぶりと伝えられています。

第一生命を含む大手生保10社は、2008年に保険金不払い問題で金融庁の業務改善命令を受け、処分回避を狙って政界工作を行ってきた経過があります。今回明らかになった選挙応援は引き続く政界工作の一環ではないかと考えられます。

渡邉氏の選挙活動は、保険契約者および株主の総意を反映したものではありえません。政党の党首並みの選挙応援行脚にいたっては、経営者の正常な業務の一部と見なすことはとうていできません。これに要した費用は、事業の目的外の不適切な支出として会社に返還されるべきです。

私たちは、一般株主の立場から上場企業の役員の違法・不正・不当行為を監視している NPO法人として、上記記載のような常軌を逸した選挙応援に奔走した第一生命社長の渡邉光一郎氏に対する責任追及訴訟(株主代表訴訟)を提起したいと考え、同社株主のみなさんに呼びかけます。

この裁判は企業のトップが、社長の本来の業務を放置して、保険業界や自社の不祥事を隠ぺい、協力してくれる国会議員を支援する活動がどこまで許されるのかを問う裁判です。

この裁判は企業の役員のあり方を問う裁判ですから裁判の費用は一切不要です。マスコミなどに名前を出さないことも可能です(但し会社には名前は判ります)

原告となって訴えを起こすことにご賛同いただける株主の方は、本会事務局の堺法律事務所までFAXまたは郵便にてお知らせください。FAX・郵便には、連絡先(氏名、電話番号、住所等)をご記入ください。(※本件に関しては、当ホームページのメールフォームからの受付はしておりませんので、ご注意ください。)

・FAX番号
072−232−5455


・郵便宛先
〒530−0047
大阪市北区西天満4−6−3 第5大阪弁護士ビル3階
株主オンブズマン宛




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