日債銀に対する質問状   (file.1136)


 (解説)株主オンブズマンでは、日債銀に対し、有価証券報告書の虚偽記載の
    疑惑を明らかにし、役員の責任追及をも含めた情報開示を求め、以下の
    とうり質問状を出状しました。以下はその全文です。


                質  問  状 

 当方は貴社の株式を保有していた、仙台市 青葉区旭ケ丘一の二五の三一、
三須康弘氏、 伊丹市南野字出口二一四の四、澤田ちよ子氏 の代理人です。
当方本人の株式は金融機能の再生のための 緊急措置に関する法律第三六条
に基づき、貴 社につき昨年一二月特別公的管理が開始し、 当方本人らの保有
していた貴社の株式は同法 第三九条により無効となっています。
 貴社については、平成九年四月の大蔵省検 査において第三分類債権(回収
懸念債権)が 一兆一二一二億円にも達していたのに、これ を七〇〇〇億円に
過少評価し、有価証券報告 書に虚偽の記載をした疑惑がもたれています 。

 右虚偽記載が事実であるとすれば、右虚偽 記載に基づき貴社が債務超過で
ないと信用し 株式を購入した私たち株主に対し、虚偽の有 価証券報告書を作
成した取締役並びに監査証 明書を作成した監査法人等の証券取引法に基 づ
く賠償責任が問題となることは当然です。  当方本人らは株主であった者として、
つぎ の点につき、貴社が回答し説明責任を尽くす ことを強く求めます。

 それは公的資金による増資を受けた貴社の 国民に対する説明責任でもある
と考えます。  本書面送達後二週間以内に当方まで文書で 御回答頂くよう求め
ます。もし、当方らのみ に回答するのが適切でないとお考えでしたら 、いかなる
形で国民に対し回答するか否かに ついて当方まで御回答されるよう求めます。

        記

  一、平成九年三月期末、同一〇年三月期末現 在における貴社の不良債権
   (とりわけ第三 分類債権)の金額並びにその内容

 二、平成九年四月実施の貴社に対する大蔵省 検査の結果につき同年九月
   貴社に通知され た示達書の内容

 三、右大蔵省検査によれば第三分類債権は一 兆一二一二億円とされており、
   これに対し 貴社は七〇〇〇億円としています。
   この差額は貴社が設立した経営支援先会 社への債権の評価から生じて
   いるとのこと ですが、これら会社の設立された経緯、そ の営業の目的並
   びに平成九年三月末、同一 〇年三月末におけるこれらの会社の決算状 況  

 平成一一年二月二六日   
 大阪市北区西天満三丁目一四番一六号  
     西天満パークビル三号館八階    
   三須康弘・澤田ちよ子代理人     
    弁護士 阪 口 徳 雄  
    電話〇六−六三一四−四一八八  
 大阪府堺市中瓦町一丁四番二七号     
   小西ビル六階     右 同     
    弁護士 松 丸 正   
   電話〇七二二−三二−五一八八

 東京都千代田区九段北一−一三−一〇
 株式会社日本債券信用銀行
 代表取締役頭取 藤 井 卓 也 殿


  日債銀質問状(file.1136)終わり(平成11年2月26日)

  ◇専門情報メニューへ戻る。