ご 質 問

日本放送協会
 経営委員会
 委員長 石原邦夫殿

平成17年6月22日
NPO株主オンブズマン
代表 森岡孝二

 前略 梅雨の季節に入っておりますが、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
 私たち株主オンブズマンは、株主の権利と義務を通じて企業監視(調査)活動を行っている市民団体です。 NHKに関しては受信契約者がNHKの株主という立場に置き換えてNHK問題を調査しております。特に内部統制の欠陥問題(職員の不正)が発生し、受信料の公平性問題、政治家の介入問題(報道の中立性、公共性)などが調査することに至った背景であります。
 そうした中、経営委員の報酬に関しても調査しております。その調査結果、平成16年1月から12月の年間報酬額は、経営委員長にあっては704万円(月額当り58.6万円)、経営委員長職務代行者にあっては633万円(月額当り52.7万円)、経営委員にあっては563万円(月額当り46.9万円)となっていることが分かりました。経営委員会委員報酬支給基準によれば、委員の会議ならびに打合わせの勤務日数に応じて支給するとされ、会議手当(日額)が55,000円と定められています。
 このような状況下、NHKに対して報酬額の計算が具体的にどのように行われているのかの情報について開示を求めました。つまり、会議日数×@55,000円=月額報酬となることから、定例経営委員会会議以外の会議日数の勤務実態を記録した文書(報酬の算定基礎資料)の開示を求めました。しかし、NHKはそのような文書は存在しないとの回答でした。勤務実態を記録した文書が存在しないということは、月額報酬の計算は不可能であり、事実関係が闇の中となっています。
 つきましては、本件について経営委員長にお尋ねする以外に透明性確保の道がないと考え、日額55,000円をベースに業務内容を踏まえた月額報酬に至った計算過程をその会議内容とともに経営委員長が自ら進んで本件についてご回答していただきたくお願い申し上げます。ご照会の期間は平成16年1月から12月までの報酬をその対象とさせていただきます。
 ご回答は、本書簡到着後3週間以内とさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

草々

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